抗凝固薬を服用する上で大切なこと
十分な効果がわかっている薬であっても服用を忘れると効果は発揮されません。特にご自身の判断で薬を自己中断・自己調節することは大変危険です。
血液をサラサラにすることで、出血が起こりやすくなることがあります。そのために注意することがいくつかあります。
- 血圧が高い患者さんに脳出血が生じやすくなることがわかっています。患者さんによっては、高血圧症の治療が必要となることがあります。
- 薬の飲み合わせによっては、抗凝固薬の効果に影響が出ることがあります。
かかりつけ以外の医療機関にかかられる際には、必ず抗凝固薬を服用していることをお伝えください。
歯みがきによって歯ぐきから出血したり、鼻血が出やすくなり、あおあざができやすくなることがあります。多くの場合は心配ありませんが、その様な際には担当医師にお知らせください。